kokoro-otoのブログ

葬儀屋の仕事の内容や収入、求人や採用、求められる人材や副業、転職などの情報を発信しています。

葬儀屋は休みがとれないの?勤務時間や残業は?当直もある?

こんにちは!

田舎の葬儀屋です。

 

あなたの知らない葬儀業界の真実へ…

ようこそ!

 

葬儀屋は休みが取れないと思っている?

 

なんだか…

葬儀屋の仕事については

デメリットばかりがアピールされているような気がして…

 

田舎の葬儀屋は

どうも納得がいかないので

 

今回は、

葬儀屋の仕事は休みが取れないのか?

 

勤務時間や残業はどうなっているのか?

当直などの葬儀屋の実態について書きたいと思います。

 

葬儀屋は休みがとれないの?

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葬儀の仕事についてまとめたサイトを見てみると

 

休日は、葬儀がない友引の日だとか…

 

ゴールデンウイークや盆休み

年末年始は葬儀が少ないとか…

 

適当なことが書いてあって

ちょっと気分が悪い!

 

確かに、東京都内は火葬場は友引が休みになっているようです。

 

年始も4日~のようですね…

 

火葬場が休みということは

当然、葬儀も出来なくなります。

 

これは、東京の火葬場が公営ではなく

民営が多いのが原因だと思います。

 

(なんでも、東京の情報が全てだと勘違いしないでくださいね!)

 

他の地域では、火葬場はほぼ公営

火葬場の休みなんて

元旦くらいというのが、葬儀屋の常識です。

 

私が住んでいる地域も

以前は、友引の日が月に何度か休みになっていましたが

最近は、元旦のみです!

 

実際、友引の日にも葬儀は行います

友引の日に葬儀をしてはいけないよいうのは迷信に近い。

 

今でも、日蓮宗は嫌がる寺院が多いようですが

気にする人は少なくなりました。

 

結論としては、

葬儀屋は友引が休みというのは間違い!

 

友引の日だって、葬儀依頼の電話は掛かってくるんだから

休めないですよね!

 

葬儀屋は、シフトを組んで交代で休みを取ります。

 

月に何回くらい休みが取れるのかは

それぞれの葬儀社で違いがあるので

何とも言えませんが…

 

大手の葬儀社ほど、休みはしっかり補償されています。

 

小さな個人経営の葬儀社は従業員が少ないので

仕事が入れば、休みの日でも出勤せざるを得ない状況になることもあります。

 

さらに、自分が葬儀社を経営しているなら

休めないのは仕方がないと思います。

 

ちなみに…

葬儀社は会社を閉めることが不可能なので

社員全員での社員旅行や研修などが出来ません。

 

社員旅行は、いくつかのグループに分けて

時期をずらして行っている会社が多いようです。

 

一般企業のように、週末に休みを取りたい方や

年末年始にはまとめて休暇が欲しいという方は

葬儀屋にはなれません。

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年末年始、火葬場が休みになる都内と違って

葬儀屋は夏場と、年末年始は忙しいのが普通です。

 

夏場はお盆があるからです。

 

人が亡くなると

葬儀が終れば、それで終わりというわけではなく

初盆や年忌というものがあります。

 

なかでも、亡くなって初めて迎えるお盆を初盆といい

遺族は初盆の準備をしなければなりません。

 

ほとんどの葬儀社では、

初盆の準備もお手伝いをしているのではないでしょうか?

 

食事やお返しの品物

灯篭や提灯

初盆用の棚を設置して、お供え物の準備をしたり…

 

初盆の商品の注文を受けて

自宅まで配達したり…

 

いろいろと大変なんですよ!

 

この初盆商品の利益も

葬儀社にとっては大きいんです。

 

勤務時間は?

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勤務時間についてですが…

 

私の経験では

8時~18時くらいが多い気がします。

 

ただ、これも流動的で

当直した人は、翌日の昼で帰るとか…

 

時間をずらして

遅い時間からの勤務があったりというふうに

葬儀社独自でいろいろな形態があります。

 

残業は?

残業はあります。

 

自分が葬儀の担当についた場合

通夜がありますから、通夜が終って落ち着くまでは

遺族に付き添います。

 

小さな葬儀社では

自分が担当についていなくても

駐車場の案内をしたり、参列者の案内をしたり

それなりに忙しく、通夜が終るまでは帰れないのが普通です。

 

残業したらその分手当がつくのかも

葬儀社によって違います。

当直もある?

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当直や、搬送当番は葬儀屋には付き物です。

 

家族経営の場合、

依頼の電話は経営者が受けることが多いです。

 

休みと同様に

搬送やお迎えの当番をシフト制で決めておき

依頼が入ると当番が病院にお迎えにいくという流れです。

 

通夜の夜、担当者がそのまま斎場に泊るパターンの葬儀社もあれば

担当を持っていても帰宅できる葬儀社もあります。

 

葬儀社によって、システムはかなり違いますよ!

 

ちなみに…

 

当番はあるので

依頼が入れば、深夜でも起きてお迎えに行かなければなりませんが

 

当直業務は経営者が行うので

社員は当直がないという葬儀社もあります。

 

ここで一つ言えるのは…

 

休みに関しては、

やはり、大手の葬儀社の方がしっかりしている。

 

ということと…

葬儀社の経営者は大変だということです。

 

葬儀屋は一人ではできないので

家族みんなで助け合っている葬儀社が多い!

 

小さな葬儀社のほとんどが

両親、兄弟、親戚での家族経営ではないかと思います。

 

深夜でも、台風でも

豪雨や積雪の日でも、正月でも関係なく

人は亡くなります。

 

葬儀社を経営するということは

仕事に縛られる覚悟が必要だということですね!

葬儀での女性の仕事の内容は?年齢は関係ないの?

こんにちは!

田舎の葬儀屋です。

 

あなたの知らない葬儀業界の真実へ…

ようこそ~!

 

ここ10年程でしょうか…

葬儀の現場での女性の需要が非常に高まっているのをご存じですか?

 

葬儀の現場では

セレモニーレディーとか

セレモニーアテンダントとか…

 

かっこいい名前で呼ばれていますよね~!

 

ほんと、最近はなんでも横文字で

オバチャンには少々抵抗があるんだけど…

 

実際、聞いただけでは

どんな仕事をするのか…

 

ピンときませんよね!

 

というわけで…

 

今日は葬儀での女性の仕事内容について書きます!

 

葬儀での女性の仕事の内容は?

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まず、初めにお断りしておきますが

通夜、葬儀の流れは地域によって違いがありますし

 

それぞれの葬儀社によっても

「どこからどこまでを女性に任せるのか」という考え方の違いで

仕事の内容もかなり違ってきます。

 

ここでは、私が以前勤めていた

九州の田舎の葬儀社について書きますので

あくまでも参考と捉えてくださいね!

 

私が勤めていた葬儀社は

かなり大手の互助会組織です。

 

名前は伏せますが

九州各県に支社があり、本州にも進出しています。

 

おそらく、葬儀関係の仕事をしている人なら

すぐに分かるくらい有名な互助会です。

 

この葬儀社では、30年程前から

葬儀で女性スタッフを多用し始めました。

 

最初は女性司会者を導入。

 

その後、

式が終了し、出棺までの時間

参列者がゆっくり出来るようにと喫茶コーナーを作りました。

 

ここでの接客のために、

パートや派遣の女性スタッフを使い始めました。

 

そして、

あれよあれよという間に斎場は

女性スタッフだらけになりました。

 

私が初めて葬儀の現場に入った頃

ほとんどが、オジサンだったのですが

今は、女性のほうが明らかに多いんです。

 

現在、この葬儀社では

葬儀の依頼が発生してから約2日間、

遺族のそばに付き添ってお世話をする担当者。

 

つまり。。

 

葬祭ディレクターのような仕事をする女性スタッフが

何人もいます。

 

この葬儀社のトップは

担当者を女性ばかりにしたいようです。

 

それだけ、葬儀の現場で女性が求められているということです。

 

昔は男性が担っていた葬儀の担当という仕事を

なぜ、女性に任せるようになったのか?

 

その理由は…

 

  • 女性のほうがクレームが少ない。
  • 女性の方が細かな気配りが出来る。
  • 女性の方が相談しやすい。

 

などが、あげられます。

 

以前は、男性の職場だったので

何かにつけて、女性の担当者は頼りなく思われていたのですが

現在は、全くそんなことはありません。

 

むしろ、葬儀の場で家族を仕切っているのは

お母さん、奥さんの場合が多いので

遺族側からしても女性の方が話しやすいようです。

 

葬儀はサービス業です。

 

やはり、コミュニケーション能力が高い女性が

活躍できる職場だと思います。

 

ただ、女性に葬儀の現場を任せることで

ネックになるのが・・・

 

肉体的な問題と、時間的な問題です。

 

葬儀では、ご遺体の搬送や、納棺

会葬品の配達など重いものを運ぶ仕事が付きものです。

 

おまけに、葬儀は24時間体制なので

当直、つまり泊りの仕事が欠かせません。

 

これは、女性にはハードルが高いですよね!

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この問題の解決方法として葬儀社が考えたのが

 

男性は裏方の仕事

女性が表の仕事

という分担制です。

 

泊りの仕事は男性。

(防犯面のことも考慮して)

 

重いものを運んだり

遺体の搬送などは男性に任せる。

 

(この地域では9割以上の方が斎場を使って葬儀を行います。)

 

女性の担当者は、

斎場でのほとんどの仕事を引き受ける。

 

担当者以外にも

参列者の案内、誘導業務、聖職者の誘導

式場設営、準備、控室の清掃など

斎場の仕事はそのほとんどが女性スタッフに分業で任されています。

 

担当者になれる素質とやる気。

あとは、条件さえ折り合えば

葬儀経験の少ない女性でも

ある程度の研修期間を経て、担当者として活躍しています。

 

担当者は

通夜から葬儀、まる2日間遺族のそばにいますが

通夜が終れば帰宅します。

 

その間は、斎場に当直の男性スタッフが勤務しているので

何かあっても大丈夫!

 

もちろん、女性の仕事は

担当者以外にも沢山あるので

稼ぎたい女性はいろいろな仕事を兼務して

長時間働いたり

 

扶養範囲内で稼ぎたいという女性は

時間を調節しながら働いています。

 

融通が利く職場と言えると思いますよ!

 

一般的に

セレモニーレディや

セレモニーアテンダントと呼ばれる仕事は

派遣の場合が多く

 

通夜が始まる2時間ほど前に式場に入り

担当者の補助的な業務を行い

式が終わると、あと片付けをしたら帰宅。

 

という流れが多いようです。

 

担当者の補助的な業務とは…

 

参列者の誘導・案内

祭壇前を整えたり、道具を準備したり

遺族の喪服の着付けを手伝ったり、食事の準備をしたり

お和尚さんにお茶を出したり、誘導したり

遺族挨拶のマイクを準備したり…

 

書き出すときりがない細かい雑務ですが

経験を重ねれば

その場で必要なことに

臨機応変に対応できるようになります。

年齢は関係ないの?

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葬儀の現場では、

年齢はあまり重視されていません。

 

年齢よりも、対応能力や接客

心配りが出来るかなどが重要なので

 

子育てがひと段落した世代

30代や40代からでも十分に働けますし

 

むしろ、人生経験もあり落ち着いてきた年代の方が

好まれる職場だと思います。

 

暫く、表の仕事をして

60歳を過ぎたら、裏方の仕事へ。

 

つまり、清掃業務や食事の配膳などに移って

シニアになっても働いている女性も多いですよ!

 

葬儀の現場には

あなたの知らない女性の仕事が

まだまだ沢山あります。

 

今後も、女性の需要は増え続けると思いますよ!

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葬儀屋は離職率が高い?転職の理由とその後!

こんにちは!

田舎の葬儀屋です。

 

あなたの知らない葬儀業界の真実へ…

ようこそ!

 

 

葬儀屋の離職率が高いという記事を見てしまった~(笑)

葬儀屋は離職率が高い?

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で、真剣に考えてみました。 

自分の周りの同僚で

転職した人間…

 

なぜ辞めていったのか…

辞めていった人たちが今、どうしてるか…

 

以前、私が働いていた葬儀社は

互助会組織の大手の葬儀社だったから

社員は多かったという認識です。

 

私がいたのは、本店。

県内には、他にも支店が幾つもあるので

もう、そこまで入れると

社員が何人かなんて分からない。

 

パートや非正規や、委託社員も多かった。

 

とりあえず、私が分かる範囲で

辞めていった社員が、今、どんな仕事やってるか?

 

他の葬儀社に勤務してる人がほとんどです。

 

別の職種に転職した人は…?

よく考えてみると…

これは、横繋がりの情報!

 

確かに、葬儀社から全く別の業種の転職した人いました。

何人か思い出せたので挙げてみましょう!

 

  • 葬儀屋→花や
  • 葬儀屋→火葬場職員
  • 葬儀屋→贈答品の業者
  • 葬儀屋→農業(家業)

 

 そうなんです!

葬儀屋から、別の業種への転職といいながら

ほとんどが、何らかの形で葬儀と繋がっている業種なんです。

 

花屋に転職した人は複数人いるのですが

もともといた葬儀屋さんが、自社で生花も扱っていて

社員の大半が祭壇のお花を生けたり

スタンドのお花を作れるという状況でした。

 

つまり、葬儀屋に就職して

得た技術を活かしての転職ということ!

 

葬儀屋は、確かにキツイ仕事です。

 

ただ…

葬儀社も従業員不足に悩まされ続けてきたという事情があり

ずいぶん、働きやすい職場に変わってきた印象です。

 

特殊な仕事なので

向き、不向きが顕著に表れるのが特徴で

 

合わない人は、すぐに辞めていき

合う人は、長く勤める傾向が強いと感じています。

 

つまり…

ご遺体に触れることに抵抗があったり

ご遺体の臭いに対する嫌悪感があると

 

葬儀屋には向いていないということです。

 

最初の段階で、このご遺体に対する嫌悪感がなければ

遺族に接することで、感謝の言葉を貰い

それが、やりがいに繋がり

長く勤める人が多くなるのでは?

 

私の経験上、これが行き着いた結論です。

 

葬儀屋は離職率が高いというのは

あくまでも、印象なのでは?

 

キツイし、休みも取れないし

大変な仕事だから、きっと、辞めていく人が多いだろう…

 

もしくは…

辞めていった、葬儀の仕事に不向きな人の体験談ばかりが

独り歩きしてしまった…

 

これが

葬儀屋は離職者が多いと誤解されている

理由なのではと考えます。

 

実際…

葬儀の仕事が嫌で辞めたのであれば

同じ葬儀業界に身を置くことはしないと思うのですが…

 

あなたはどう思いますか?

 

ただし、このパターンが多いのは男性社員に限定されます。

 

女性の社員で、他の葬儀社に移ったという話しは

聞いたことがありません。

 

転職の理由は?

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男性の転職の理由で多いのは

「葬儀の仕事」が嫌になったのではなく

  • 会社が嫌になった!
  • 仕事と給料が見合わないから、他の葬儀社に移った!
  • 会社のやり方に納得がいかない!
  • 互助会の営業ノルマがキツイ

 

ほとんどが、会社への不満です。

 

だから、転職と言っても

会社を移っただけで、違う業界に移ったわけではない。

 

別の業界に転職した例も紹介しましたが

その方々も同じく、転職した理由は会社への不満でした。

 

おそらく、転職の理由は1つではなく

幾つもの要因があるもでしょうが

 

「葬儀が嫌」というのは、

大きな理由ではないと思われます。

 

事実、私の元同僚の中には

あちこちの葬儀社を渡り歩いている人も数名います。

 

こっちがだめなら、あっちの葬儀社。

あっちがだめなら、こっちの葬儀社。

 

そのうえ、また同じ葬儀社に出戻りなんて人もいます。

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互助会の営業ノルマがキツイ

これは、互助会組織の葬儀社なら

転職理由の大きな要素です。

 

互助会では、営業職の社員がいて

営業が会員さんを募集しているわけですが

 

葬儀や、ブライダルの社員にも

会員獲得のノルマが課せられているところがあります。

 

これが、非常にネックになっているようです。

 

事実、私の元同僚で

会員募集のノルマさえなければ

今でも、戻りたいと言っていた人もいるくらいです。

 

親戚や友人が多い人なら

お願いして会員になって貰うのは可能かもしれません。

 

しかし、友達が少ないとか

出身地が離れているとか

親戚が少ないとか…

 

こういう方が

互助会システムの葬儀社に入社する際は

ノルマの有無をきちんと確認しておくべきです。

 

私も、営業が無理で

友達にも言えず

自分で幾つも入会していました。

 

月々の掛け金は少ないですが

このノルマが毎年となると、厳しいと感じます。

 

互助会組織の葬儀社は

葬儀の依頼は多いですが、

社員も多いので、休みのシフトもしっかりしていて、

働きやすい職場と言えます。

 

しかし、その反面

会員募集のノルマは精神的な苦痛にもなるので

葬儀社を選ぶ大きなポイントかもしれません。

 

葬儀屋のお給料については

それぞれの葬儀社で給料の規定が違うので

一概には言えませんが…

 

基本的に

葬儀業界は、稼げる業界だと感じています。

 

(だんだん稼げない業界になりつつあるけど…)

 

繁忙期のお盆と、冬場は忙しく

体力的にキツイのは認めます。

 

ただ…

葬儀の依頼が入ると、終わるまでは休めない…とか

葬儀の日は1日中座ることもなく、動きまわってる…とか

 

こういう情報が出回っているようですが…

 

少なくとも、私がこれまで見てきた葬業界では

そんな事実はありません。

 

たまたま、その日は

葬儀が立て込んで、昼食の時間が取れなかったとか

大型の葬儀で1日中、バタバタだった…

という日もあります。

 

 しかし。。

葬儀の依頼が入っても

休みはしっかり休んでいますし

 

普段は タバコも吸いに行くし

昼ごはんだって、ちゃんと食べてますよ!

 

 

ネット上には、葬儀屋を辞めた理由として

  • 搬送や納棺で腰を痛めた
  • 事故や事件で亡くなったご遺体を引き取りにいくのが精神的にキツい
  • 遺族とのコミュニケーションが上手く取れない
  • 家族の争いを見て人間不信になった

 

などが、あげられています。

 

これらの理由で転職した人がいるのも事実なのでしょうが

私の周りにはいなかったですね!

 

つまり、こういう理由で転職する人は

もともと、葬儀の仕事には向いていなかったと言えます。

 

もの凄く葬儀の依頼が集中して

めちゃくちゃ忙しくて

休み返上して出勤してくれないか!?

 

ってことは、

確かに年に数回はあるかもしれない…

 

でも、それは

かなり社員が少ない葬儀社の場合です。

 

百歩譲って!

 

もしかしたら。。

東京都内の葬儀社はそうなのかもしれません。

 

火葬場の予約だけで、何日も待つと聞きますから…

 

ただ…少なくとも、私が以前いた葬儀社でも

今、働いている葬儀社でも

シフト制で休みはちゃんと休んでいます。

 

それから、葬儀って毎日依頼があるわけじゃない。

暇な時は、もの凄く暇!

小さな葬儀社なら、なおさらそうでしょう。

 

依頼がなければ仕事はないので

その間は時間が有り余っています。

 

暇な時と、忙しい時の差がありすぎるのが

葬儀業界の欠点ではないかと考えています。

 

私の経験上での結論!

 

葬儀屋は離職率が高いというのは誤解。

もっと言うと…

 

葬儀の仕事は

1度就職して、技術を習得し経験を積むと

葬儀社を辞めても、他の葬儀社に転職しやすい。

 

つまり、仕事を失う確率が低い。

ということがいえます。

 

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ただし…

葬儀屋の女性の離職率は高い

 これは、間違いありません。

 

それも、大学卒業して新卒で入社した女性!

 

昔は…

(20年以上の前の話しだけど…)

 

高卒の女性が多かった。

最近は、女性も大卒が多い。

 

そして…

すぐに結婚して辞めていきます。

 

長く勤めていた女性社員でも

結婚しても仕事を続けるケースはまれ!

 

これは、仕方ないと思っています。

 

葬儀の仕事には

もれなく通夜がついていて

 

通夜が終って、家に帰りつくのは20時~21時。

 

結婚相手や、彼氏が

よぽど理解のある人でなければ厳しいのが現実です。

 

子供が生まれれば尚更。

 

子供がある程度大きくなって

手が離れたら戻ってくるっていう選択肢もありますが

その葬儀社にはほとんどいませんでした。

 

私の場合は…

 

子供の面倒を見てくれる義理の両親と同居。

旦那も不規則な仕事で理解もあった。

 

 ということで仕事ができましたが

正直、女性には厳しい仕事なのかもしれないと思っています。

 

ただ、葬儀業界も変わってきてて

女性の活躍の場はどんどん増えています。

 

葬儀社としても、女性が必要だから

 働きやすい環境に変えてゆこうという意識が高まっているのは事実です。

 

 

これからは、女性が働きやすくなると思いますよ!

転職した同僚のその後

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ハッキリ言っておきますが

働きやすい葬儀屋もあれば

働きにくい葬儀屋だってある!

 

それは、どの業界にも言えることです。

 

葬儀が嫌になって、転職していく人と

会社が嫌で転職していく人

 

同じように見えて

実は全く違うと思います。

 

会社が嫌で、他の業種に転職した同僚は

なんだか、とても楽しそうに働いている人が多い。

 

ちなみに、お花屋さんに転職した後輩は

当直や、残業というのがほぼないので

ストレスが少ないようです。

 

 一方で、会社のやり方が不満で

上司と喧嘩して会社を辞めた同僚は…

 

県内の葬儀社を転々として

ある葬儀社に出戻りしました。

 

つい、最近の情報では…

ある互助会組織の葬儀で

若手の社員が何人か退職していきました。

 

みんなまとまって同じ葬儀社に移ったのですが…

 

若手は、生き生きと活躍しているのに

年配の人は、すぐに戻りたいと言ってきたそうです。

 

若手は活躍の場が広がり

年配のオジサンは馴染めないというところでしょうか…

 

この情報から言えることは

転職を考えているなら、できるだけ若いうちがベスト!

ということですね!

 

葬儀屋から贈答品の業者に転職した同僚は

給料が安くて、葬儀屋に戻りたいと言ってきたようです。

 

しかし、年齢がもう50歳近いので無理。

 

葬儀屋から、火葬場の職員になった後輩は…

諦めて仕事は続けています。

 

火葬場の職員は公務員で、残業もほぼない。

休みもしかっり貰えていいのですが

お給料は葬儀屋の方がいいですね!

 

あなたが、もし今の葬儀社を辞めて

転職したいと考えているなら…

 

葬儀の仕事が嫌なのか…?

今、働いている葬儀社が嫌なのか?

 

そこは、自分自身でしっかり見極めることが必要だと思います。

 

もし、葬儀の仕事が嫌でないのなら

そして、年齢がまだ30代なら

横の繋がりを駆使して

他の葬儀社の情報を手に入れましょう!

 

あなたの働き方にあった葬儀社が見つかるはずです。

 

もしも、葬儀の仕事が嫌で

他に何かやりたい仕事があるのなら

早めに転職されることをお勧めします。

 

 

 

ちなみに、私も転職組だけど

 

最初の葬儀社を辞めたのは…

 

会社のやりかたに不満を感じたのと

他の場所で、自分がどれだけやれるのか

試してみたかったから!

 

 たぶん、会社が使ってくれる間は

ずっと、葬儀屋やると思います。

 

この仕事が好きだから!

 

今回は、葬儀屋は離職率が高いのか?

転職の理由とその後について

私が知っている限りの情報をお伝えしました!

 

葬儀の仕事に資格は必要?有利なのはどれ?

こんにちは!

田舎の葬儀屋です。

 

あなたの知らない葬儀業界の真実へ

ようこそ~!

 

さて、葬儀の仕事に興味を持ってくれた

あなたの為に

葬儀の仕事に就くためには資格が必要なのか?

 

葬儀屋に就職するには

どんな資格を取得していたら有利なのかについて

まとめたいと思います。

 

葬儀の仕事に資格は必要?

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葬儀の仕事に資格なんて必要ありません!

 

資格なんかなくても

やる気と常識さえあれば出来る仕事です。

 

ただし!

普段使わない日本語。

 

専門的な言葉が、ガッツリ出現してくる業界なので

葬儀の仕事についたら、

勉強しなければいけないことは山ほどあります!

 

一番手っ取り早いのは、

バイトでもパートでも何でもいいから

とにかく現場で働くこと!

 

とりあえず、やってみないと分からないでしょ!?

 

バイトの募集なんていっぱいあるんだから~

 

バイトでお金を稼ぎながら

その場で勉強するのが、一番早い!

 

分からないことは

現場のスタッフに聞くに限る!

 

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厚生労働省認定の葬祭ディレクター

っていう資格があるけど

 

これは、葬儀屋の仕事の実務を2年以上経験していることが

受験の条件になってるから

すぐには受験できない。

 

葬儀の現場で働いてても

この資格、持ってない人だっているし

実際には何の問題もない。

 

ただの格付け?

 

まぁ、今 勤めてる葬儀社を辞めて

他の葬儀社への転職を考えているなら

持ってたほうが有利なのは、間違いない!

 

あ、それから!

 

最近、葬儀の専門学校とかあるけど。。

 

あれ、もったいない!

 

だって。。

 

授業料、めっちゃ高いでしょ!?

 

現場で学べるものを

あえて、

授業料取って教えてるの…

 

互助会組織だよね!?

 

そんでね…

 

実習と称して

人手不足の葬儀社の仕事を手伝わせるんだよね~

 

やす~い時給でね!

 

葬儀社としては

授業料貰って、葬儀のこと教えて

学生を安い時給で使えて

いい生徒がいたら、そのまま採用!

 

ダメなら採用しない!

 

葬儀社に良いこと尽くめのシステムじゃん!

 

専門学校で勉強したからって

その葬儀社に就職できるとは限らないからね!

 

これ!

高い授業料出す必要あると思う?

 

おまけにさ~

 

葬儀の現場で働いている人なら

みんな同じ考えだと思うけど。。

 

現場を知らずに

なんや分からん資格持ってても

何の役にも立たんよ!

 

どんな資格が有利?

どんな資格を持ってたら

葬儀屋に就職するのに有利なのか?

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普通運転免許は欠かせないんじゃない?

 

免許持ってなかったら

現場では「使えね~」ってなるよね!

 

式場の設営とか、ご遺体の搬送とか

自宅への配達、回収など

車での移動や運搬など

葬儀屋になるなら車の運転は欠かせません!

 

最近、いろんなとこが

訳の分からない資格を出してるけど…

 

ほんとに良く分からん!

 

仏事コーディネーター

お墓ディレクター

終活カウンセラー

葬祭プランナー

ラストライフプランナー

葬祭カウンセラー

エンディングコーディネーター

 

はいっ!?

 

なんじゃそれ!?

 

こんな資格持ってても

葬儀の現場では相手にされないよ!

 

そんな資格より

学生時代、斎場でバイトしてました!とか、

 

湯灌(ゆかん)の経験がある!とか

 

イベントで司会した経験があるとか。。

 

看護師の資格があるとか。。

 

他には、美容師の資格があって

着物の着付けが出来るとか。。

 

保育士の資格がある!とか。。

 

パーティーコンパニオンをやってたとか。。

 

だったら、それは有利!

 

大勢の前で、マイクを持って話すことに抵抗がなければ

司会者になれそう!

 

看護師の資格があれば

湯灌や納棺の仕事を任せられると判断されるかも!

 

着物の着付けや、ヘアメイクが出来れば

遺族の喪服の着付けの手伝いや

ヘアメイクが出来る!

 

斎場に保育室を設置したい葬儀社だってあるかも!

 

パーティーコンパニオンは接客やサービスが抜群だから

式場の案内業務にはバッチリだし

新人社員のマナー講師だってできるかも!

 

ハッキリ言うと…

葬儀の現場では資格より、経験!

 

あなたの経験が現場で役に立つと思う!

 

まとめ

葬儀の仕事に資格は全く必要ありあせん。

 

必要なのは資格より、経験!

 

専門学校に行って葬儀を学ぶなんて

時間もお金も勿体ない!

 

葬儀社に就職することを考えているなら

バイトで現場の仕事をやるのが近道!

 

就職したあとに、

葬祭ディレクターの資格だけ取得すればOK!

 

葬儀の現場は

あなたのいろいろな経験が生かせる職場です!

 

もし、興味があるけど

迷っている人がいたら

ぜひ、目の前の扉を開けてみてください!

葬儀のバイトの仕事内容は?学生でも大丈夫?

こんにちは!

田舎の葬儀屋です。

 

あなたの知らない葬儀業界の真実へ…

ようこそ!

 

今日は葬儀屋のバイトについてまとめますね!

 

新型コロナウイルスの影響で

仕事がない!バイトがない!という方もいるようです。

 

葬儀業界はどうなのでしょうか?

 

コロナの影響を受けて求人が減ったのか?

葬儀のバイトは募集してる?

学生でも大丈夫なのか?

 

実際、葬儀のバイトって

どんな仕事をするのか…

 

気になっている人は参考にしてください!

 

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新型コロナウイルスの影響?

 

 感染症の影響は、ほぼない!

といっていいと思います。

 

もし、コロナで亡くなった人の葬儀だったら

怖いじゃん!?

 

まぁ、怖くないといえば

嘘だけど…

 

コロナで亡くなった場合

きちんと病院側が教えてくれるし

対策は出来る!

 

 葬儀に携わっている人間にとっては

当たり前のことを、当たり前に行うだけのことです。

 

バイトの求人は

いつものように多いですね~

 

冬場は葬儀のシーズン!

 

寒さが厳しくなったり

寒暖の差が激しくなると

やはり、亡くなる方は増える!

 

葬儀のバイトをするなら

今がチャンスだってこと!

 

葬儀のバイトの仕事内容は?

葬儀って一言でいっても

実は、もの凄くいろんな仕事があります。

 

とくに大手の葬儀社になれば

仕事の内容は多岐に渡ります。

 

同時に何件もの葬儀を施行するので

1件の家の葬儀を

1人の担当者が全て受け持つのは非常に効率が悪い!

 

なので、

分業制にしていることが多いです。

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葬儀の仕事内容

 

  • 電話対応、受付
  • 病院へのお迎え(遺体搬送)
  • 打ち合わせ、見積り
  • 通夜、式担当
  • 式場準備
  • 湯灌(ゆかん)、納棺(のうかん)
  • 担当者の補助業務
  • 式場の設営
  • 館内案内業務
  • 祭壇や供花の準備(お花屋さん)
  • 司会
  • 献茶
  • 火葬場案内業務
  • 写真撮影
  • DVD作成
  • 礼状文章作成
  • 喪服レンタル業務
  • 生演奏の奏者
  • 霊柩車、バス運転手
  • 式場、控室清掃作業
  • 当日香典返しスタッフ
  • 食事配膳
  • 清算、集金
  • 当直
  • 営業

 

ざっと、思いつくものだけでもこれだけあります。

 

葬儀終了後の精進落としや

忌明け後の自宅飾りの回収業務

初盆やお墓、お仏壇の相談など

正直、数えあげればきりがありません。

 

 この業務の中で

遺族と接する肝心な部分は

式担当者が受け持ち

それ以外はパートやバイトに任せる。

 

専門的な分野は派遣で補う。

 という考え方ですね!

 

葬儀業界は忙しい時期と

暇な時期の波が激しいので

 

社員を雇うよりも

忙しい時だけ使える

パートやバイト、派遣を活用するのが効率的!

 

というわけです。

 とくに

葬儀の専門職!

 

例えば。。

 

司会者奏者などは

 司会事務所や音楽事務所からの派遣。

 

祭壇の花を飾ったり、

供花を作って式場に運ぶなど

生花に関することは

外注のお花屋さんに頼んでいる葬儀社が多い。

 

最近は、納棺師という言葉を

よく耳にするようになりましたが

昔は、式担当者が納棺も行っていました。

 

湯灌というのは

ご遺体を入浴で洗い清め

現世の穢れや煩悩を洗い流す儀式のこと。

 

お風呂が大好きだったのに

亡くなる前にあまりお風呂に入れなかったから

綺麗に支度を整えて送り出したいという

ご遺族が多かったので

一般的に行われるようになりました。

 

湯灌は、湯灌業者に依頼している葬儀社が

多いようです。

 

大手の互助会組織の葬儀社は

かなりの数のパートやバイト

派遣などを活用しています。

 

こういった専門的な仕事

知識と経験、技術が必要なので

バイトでも専門分野の仕事がしたい場合は

それなりの技術を身につけないといけません。

 

とうぜん、お金を稼げるようになるまでには

時間が掛かるということです。

 

では、専門的な知識や技術がない場合はどうでしょうか?

 

もちろん、

出来る仕事はたくさんあります!

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学生でも大丈夫な仕事は?

 

  • 式場の清掃業務
  • 参列者の誘導、案内、クローク
  • 食事の配膳
  • 式場の設営

 

パソコンでの画像編集が得意なら

  • DVD作成

楽器の演奏が出来るなら

  • 演奏

 

自分の得意分野を生かすことも可能です!

 

斎場に宿泊された遺族の朝食担当などもあります。

 

ビジネスホテルの朝食サービスに似ています。

 

早朝からの仕事ですが

学校の授業には間に合いますね!

 

葬儀の仕事といっても

最近は、ホテル並みのサービスを提供している斎場が多いんですよ!

 

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ひと昔前は

葬儀となると、地域の人が炊き出しをしたり

受付を手伝ったりしていましたが

最近は、地域で手伝いをする習慣がなくなりつつあります。

 

一方で、葬儀を出す喪家は

看病で疲れているうえに

打ち合わせや、準備で悲しむ暇もないほどの忙しさ。

 

少しくらい、お金を払っても

ゆっくりしたいというのが遺族の本音だと思います。

 

葬儀社側としては少しでも売り上げを上げたいし

顧客満足度を上げたいので

 

お客さんの要望に沿って

いろんなサービスを考えますから

葬儀社の仕事は確実に増えているんです。

 

私が以前、勤めていた葬儀社では

学生さんが朝食サービスでバイトしていました。

 

お通夜では

会館の案内業務や、参列者の誘導など

担当者の補助的な業務でバイトしている学生さんも。

 

式場の清掃業務は、女性のシニアが活躍していましたし

駐車場での誘導や、当直の仕事は

男性のシニアが多かったですね!

 

写真撮影はプロのカメラマンではなく

パートさん。

 

DVD作成もパソコンに強いパートさん。

 

仮に、葬儀がない日でも仕事をして

毎月、決まった金額を稼ぎたい主婦は

電話応対や事務仕事。

 

直接、遺族に関わる重要な仕事は

やはり社員が責任を持って携わります。

 

なので。。

 

バイトの学生さんや、パートさんが

ご遺体に触れたりすることは

まずありません。

 

もし、本格的に葬儀の仕事をしたいとか

納棺師になりたいと思っているのなら

 

まずは、バイトを経験してみて

やりがいがあると感じたら

社員を目指すというのもありですね!

 

正直に言うと

葬儀業界はいつも人手不足に悩まされています。

 

忙しい時期は

猫の手も借りたいというのが本音です。

 

だから、葬儀のバイトは高時給!

短時間で稼げる仕事が多いです。

 

葬儀社の社員で勤務するより

バイトの方が自由がきくし

稼げるのでは?と思うくらい。。

 

コロナの影響はありますが

結婚式をしない人はいても

葬儀をしない人はほとんどいない!

 

不況に強い業界だと思っています。

 

もし、コロナの影響で

バイトや仕事がない。。

 

興味はあるけど

人の死に関する仕事で抵抗がある。。

 

 

と、思っているなら

1歩踏み出してみても損はない業界ですよ!

 

今日は、葬儀の仕事について

バイトの仕事内容は?

学生でも大丈夫?

 

という内容で

現役の田舎の葬儀屋がまとめました。

 

参考にして貰えると嬉しいです。

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葬儀の仕事はキツイって本当?葬儀屋さんの本音!

こんにちは!

田舎の葬儀屋です。

 

今日は、葬儀のお仕事はキツイのか?

葬儀屋の立場で本音を書きたいと思います。

 

「葬儀 仕事」で検索すると

なぜか。。

「きつい」という言葉が。。

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確かに葬儀の仕事は「3K」と言われていました。

 

キツイ、汚い、怖い?

決して、高収入とは言えない…

 

正直に言えば

葬儀の仕事はキツイ!

キツイんだけど…

仕事なんて、なんでもキツイんじゃない!?

って思ってるし

 

めちゃくちゃキツイか?

って言われれば

そうでもないような気がする。

 

単純に

あなた次第でしょ!?

もう、その一言に尽きる気がする。

 

じゃあ、なぜ

葬儀の仕事はキツイと言われるのか!?

 

整理してみよう!

 

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葬儀の仕事はキツイと言われる理由

  • 精神的なダメージ
  • 肉体労働
  • 24時間体制
  • 予定が立たない
  • 遺体に対するイメージ

多くはこの5つに原因があると思われます。

 

私も初めはそうでしたが

葬儀に最初から良いイメージを持っている人は

少ないのではないでしょうか?

 

精神的なダメージ

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亡くなる人は、お年寄りだけではありません。

 

若い方もいれば、子供さんの場合だってある

 

病気で亡くなる方もいれば

事故や火災、自死で亡くなるもいます。

 

高齢の方なら、ある程度の覚悟は出来ていますが

若い方で、それも突然のお別れとなると

遺族はもちろん、式場全体が重苦しい雰囲気に包まれます。

 

葬儀社側にも細心の注意が求められます。

 

学生さんの自死などの場合は

同級生が過呼吸を起こしてしまったり…

 

こういう葬儀を担当すると

確かに精神的にキツイです。

 

でも、だからこそ見えてくることだってある!

 

私が様々な葬儀に立ち会って

いつも思うのは…

 

いつ何があっても後悔しないように

「今を精一杯生きよう!」

 

葬儀の現場にいると

何気ない毎日が

どんなに大切な時間なのか実感します。

 

幸いなことに私は、

一晩寝るとすぐに忘れてしまう不思議な力を持っているので

2日くらいは気分が落ち込みますが

 

葬儀屋を辞めたくなるほど

精神的にキツイと思ったことはありません!

 

 

肉体労働

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私の性別は、オバサンなので

オジサンたちに比べると肉体労働は少なめです。

 

男性も女性も同じ仕事をしていますが

やはり、力仕事や肉体労働は男性がカバーしてくれます。

 

といっても、昔に比べると

葬儀屋の肉体労働はもの凄く減っている!

 

だって、最近の葬儀は

ほとんどが斎場を使用しますから!

 

昔は、自宅や公民館、お寺などで葬儀を行うことも

多かったのですが

 

最近は病院から、斎場に直行し

そのまま斎場で通夜と葬儀を行い

火葬して自宅に帰るケースが

9割を占めるのではないでしょうか…

 

 

自宅やお寺などで葬儀を行う場合

準備が大変でした。

 

祭壇やお花、テントに椅子

受付台、焼香台、マイクセット

もちろん、棺やご遺体も…

 

とくに、お寺は重い荷物を抱えて

階段を何度も往復したり…

 

夏場なんて、汗で化粧は落ちるし…(泣)

痩せて綺麗になる!(爆笑)

 

自宅で葬儀をする場合も

祭壇を設置し、幕を張り…

もの凄い作業が必要なのですが

 

最近は設備の整った

ホテル並みのサービスが受けられる斎場が

あちこちに建てられています。

 

遺族にとっても

自宅で葬儀を行うより、斎場で行う方が負担が少なく

葬儀を担当する人間も楽になっているはず。。

 

24時間体制

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人の死は誰にも予想がつきません。

 

早朝、深夜

台風がきても、お正月もお盆も

葬儀社は常に24時間体制!

 

「亡くなりました。お迎えに来てください。」と

電話が入れば、すぐにお迎えに行かなくてはいけません。

 

当然、当直勤務はあります。

 

でも、当直勤務を楽しんでいる人もいますよ!

 

だって。。

 

葬儀の依頼さえなければ

一人で自由な時間を過ごせるんですから。。

 

ひとりで、何をしているのかは

ご想像にお任せします。。(笑)

 

予定が立たない

 

実は葬儀って

暇な時は、めちゃくちゃ暇なのに

依頼が入る時は爆発&連続で発生する!

 

これ「葬儀あるある!」

 

もう、なんで!?って思うけど仕方ない。

 

 

葬儀依頼が爆発すると

明日はお休みの予定だったのに

急遽、出勤なんてこともある!

 

夕方、仕事終わりの時間に

依頼の電話が掛かってきて帰れなくなった。。とか

 

まぁ、大きな葬儀社なら

シフトを組んで勤務するから

休みは休みでしっかり取れるけど

 

小さな葬儀社は、限られた人数しかいないから

忙しい時は休みにくい。

 

実際、私も

子供の運動会にはほとんど行けなかったしね!

遺体に対するイメージ

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遺体が怖いとか、触れないという人は多いのかな~

 

私の場合は、あんまり抵抗なかったんだけど

それは、たぶん。。

 

すんごい酷い状態の遺体に巡り合っていないから?

 

事故とか、火事とか自死とかで亡くなったり…

 

例えば、亡くなってから何日も発見されなくて

腐敗してたとか。。

 

そういうご遺体とご対面したら

やっぱり、いくら私でも…

 

暫くは食べられないかも。。

 

でもさ~

正直そういう特殊な亡くなり方をすると

一番先に、現場に向かうのは警察だよ!?

 

で、検死とか解剖とかになるじゃん?

 

葬儀屋がご遺体をお迎えに行った時には

すでに遺体収納袋に納められているわけで

 

もの凄い、衝撃的なご遺体に対面することは

無いに等しい気がするのだけど…

 

まぁ、腐敗してたら

匂いは止められないけどね!

 

これまでの私の経験では

病院で亡くなる方の方が圧倒的に多いし

 

ほんのちょっと前まで

生きていた人だから、

遺体と言っても。。

生きている人と何も変わらないよ~!

 

ってか~

私は生きてる人間の方が

よっぽど怖いと思ってるから!

 

亡くなった人は

文句なんて言わないし

人を傷つけることもしない。

 

生きてる人間は

平気で人を裏切ったり、傷付けるよね?

 

おお~、こわっ!!

 

葬儀屋は、亡くなった方のために

遺族のために一生懸命がんばって

少しでもいい式で送り出したいと思ってる。

 

良いことをしてるんだから

亡くなった方に恨まれたり?

憑りつかれたり?

なんて…あるわけないじゃん!

葬儀屋さんの本音

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葬儀って

暗くて怖いイメージなのかな?

 

葬儀の仕事をしている人は笑っちゃいけない。。

みたいな?

 

華やかな印象とは、かけ離れてるけど

みんな、普通に笑ってるし

冗談だって言うよ。

 

不真面目な人もいれば

暇さえあれば、スマホいじってゲームしてたり…

 

会社の不平不満ばっか愚痴ってたり

 

適当人間もいれば

ギターばっかり弾いてる人間もいる!

 

当直の時は

自由を謳歌してたり…

 

あぁ~

時々、お寺の住職と仲良くなって

一緒に飲みに行ったり

めっちゃごちそうして貰うこともあるよ!

 

 

葬儀って、いまだに

あまり良いイメージは持たれていないみたいだけど…

 

キツイだけじゃないってこと!

 

というわけで

今日はこれでおしまいです!

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